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原子力国際専攻 陳 実さん(D2)がINMMJにおいてポスターセッション優秀発表賞をを受賞されました

 

原子力国際専攻 出町研究室(D2)陳 実さんが日本核物質管理学会第39回年次大会(INMMJ)において、ポスターセッション優秀発表賞をを受賞されました。

 

 

<受賞された研究・活動について>

福島第一原子力発電所事故は、同様の事故をテロリスト等が人為的に発生させ得る可能性も浮き彫りにしました。特に原子力発電所に対しては内部脅威者による妨害破壊行為の影響が重大であるが、現状の物理的防護システム(PPS: Physical Protection System)は内部脅威者の検知に限界があり新たな技術の開発が必要であります。よって本研究では、画像を対象とした深層学習(DNN, Deep Neural Network)を人の手元動作に適用し、妨害破壊行為自体を認識することによる内部脅威者検知手法を開発しました。

 

<今後の抱負・感想等>

私の指導教員である出町和之先生に心から感謝申し上げます。先生の優しく忍耐強い指導は私が研究上の困難を克服しアイデアを発展させることの強力な支えとなりました。また、研究室の全ての仲間にも心より感謝をしております。
今後の計画としては、原子力施設の安全と安心を維持するたの深層学習を用いた内部脅威者妨害破壊行為検知システムの開発に引き続き一生懸命取り組む所存です。