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原子力国際専攻 横山諒さん(D1)が日本原子力学会春の年次大会において学生ポスターセッションにおける最優秀賞を受賞されました

 

2021年3月19日、原子力国際専攻 横山諒さん(D1)が日本原子力学会春の年次大会において学生ポスターセッションにおける最優秀賞を受賞されました。


<受賞した賞の名称と簡単な説明>
学生ポスターセッションにおける最優秀賞
日本原子力学会春の年次大会の学生ポスターセッションで最も優秀な研究発表に授与される賞です。

<受賞された研究・活動について>
研究タイトル:M P F I法による溶融凝固モデルの開発および解析

福島第一燃料デブリ分布を推定するには、溶融した高温溶融物(コリウム)の熱流動特性を理解する必要がある。発表者らは、高粘性流体の挙動を的確に計算できるMPFI法を基に、相変化を伴う溶融凝固モデルを導入し、基礎実験及びフランスで行われた大規模実験の解析を行なった。結果は、定量的、定性的に良好な一致をしており、福島第一のコリウム挙動を推定できる可能性を示した。

<今後の抱負・感想>
この度、このような栄誉ある賞をいただき大変光栄に思います。日頃より熱心に指導していただきました指導教員の鈴木俊一先生、岡本孝司先生、共同研究者の皆様に感謝いたします。今後も福島第一廃炉に貢献できるよう、全力で研究に取り組んでいきたいと考えております。