工学系研究科の組織

組織

 

大学院工学系研究科は教職員の所属する組織であるとともに大学院教育(修士課程、博士課程)を担当する組織でもあります。教職員は専攻等に所属して、研究を実施するとともに、各々の専攻において大学院教育を担当しています。現在、18の専攻と附属施設、事務部で構成されています。

 

工学部は学部教育を担当する教育組織です。工学部には現在16の学科があります。学部教育を担当する教員の主な所属は、大学院工学系研究科、大学院情報理工学系研究科、大学院新領域創成科学研究科、大学院情報学環・学際情報学府です。

運営

 

工学系研究科では、教授会のほかに専攻長会議、研究科長の補佐機関としての運営会議、企画立案を行う企画委員会を設け、効率的な運営と円滑な意思決定が行えるようにするともに、外部委員から構成される運営諮問会議を設置して、学外の有識者から評価・助言を頂いています。運営会議は、研究科長、副研究科長3名、研究科長特別補佐4名、事務部長及び研究科長が必要と認める教授若干名で構成され、研究科長のリーダーシップのもとに、研究科長の業務を補佐しています。企画委員会は工学系研究科の研究組織に関する将来計画の立案などを担当し、研究科長の責任ある意思決定と実行を支援しています。また、平成22年度より、学内外の教育と研究に関する学術関連情報の収集と、その情報に対する研究科の対応等を行うために、学術調整室(現 学術戦略室)を設置しました。
工学系研究科の主要な委員会としては、大学院の教育や博士論文審査に関する審議を主務とする常務委員会をはじめとして、教育問題検討委員会、時間割委員会、学生委員会、工学・情報理工学図書館運営委員会、財務委員会、国際交流委員会などがあります。また、防災及び環境問題に関して環境安全管理室を設置し、教育・研究活動が安全かつ円滑に遂行されるよう取り組んでいるほか、ネットワークの運営・管理や情報システムの研究・開発を目的とした情報システム室、広報活動やホームページの企画・管理を行う広報室などがあります。
そのほか平成23年度に設置した国際工学教育推進機構のもと、バイリンガルキャンパス推進や工学教程編纂を行うなど、世界リーディング大学に見合う国際求心力強化を目指しています。

 

工学部の運営の最高決定機関は工学部教授会でありますが、工学部長のもとに学科長会議を設け、審議の効率化と議論の活発化を図っています。

 

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技術系職員の組織化と技術部

大学における教育・研究の高度化に伴う技術系職員の役割の変化に対処するため、平成2年度に「東京大学技術職員の組織等に関する取り扱い要項」に基づいて技術系職員の組織化を行い技術部を設置しました。技術部は材料構造系、機器開発系、機械・熱流体実験系、プロセス・メンテナンス系、情報管理系、情報処理系、分析・計測系、システム系の8系からなり、各々の系にはその業務に応じてさらに班に区分されています。技術部は技術部長(副研究科長がこれにあたる)、技術長、技術班長、技術主任、専任技術専門職員、技術専門職員によって構成されています。個別研修制度が設けられ、毎年10数件の個別研修が採択されています。また、技術系職員の研鑽成果の発表の場として年1回技術発表会を行っています。これらはいずれも技術部に属する職員が中心となって運営されています。

 

 

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