プレスリリース

共同研究体「三菱電機-東京大学・未来デザイン会議」を設立 将来を洞察し、ありたい未来社会を実現するための道筋を策定

 

三菱電機株式会社(以下、三菱電機)と国立大学法人東京大学大学院工学系研究科は、「三菱電機-東京大学・未来デザイン会議」を設立しました。
デジタル技術の急速な進展、地政学リスク、気候変動、シェアリング/サーキュラーエコノミーといった新しい経済モデルの登場などにより、現代社会は将来を見通しにくいVUCA(Volatility/変動性、Uncertainty/不確実性、Complexity/複雑性、Ambiguity/曖昧性)の時代を迎えています。
このような時代に、三菱電機はサステナビリティの実現を経営の根幹に据え、「カーボンニュートラル」「サーキュラーエコノミ―」「安心・安全」「インクルージョン」「ウェルビーイング」の5つの課題領域で、事業を通じた社会課題解決を推進しています。
また、東京大学では、「知をきわめる」「人をはぐくむ」「場をつくる」という3つの視点で目標を定め、社会との対話や信頼、協創を通じて、人類が直面するさまざまな地球規模の課題を解決することを基本理念「UTokyo Compass」として掲げ、研究・教育活動に取り組んでいます。
この度、こうした両者の取り組みを融合し、さまざまな課題を克服したありたい未来社会の姿について議論し、それを実現するための道筋を描いていくための共同研究体「三菱電機-東京大学 未来デザイン会議」を設立しました。この未来デザイン会議では、ありたい未来社会を実現するための施策を設計する社会連携講座の開設の他、技術課題の解決を図るための共同研究活動を推進する予定です。今後起こりうるさまざまな事象が、どのような社会の到来をもたらすのかを大胆に推測し、私たちの望む社会を実現するためには今何をすべきか、今後何に取り組むべきかを考察し、未来社会ビジョンとしてまとめます。
この取り組みの中で得られた成果は、オープンフォーラムなどを通じて広く情報発信し、さまざまなステークホルダーの皆様と共有します。さらに政策提言や共創を通じ、未来社会ビジョンの実証と社会実装を進めてまいります。

 

 

 

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