トピックス

鳴海 紘也 特任講師らがWISS2022最優秀発表賞(プログラム委員)を受賞されました

 

2022年12月16日、電気系工学専攻 鳴海 紘也 特任講師および総合文化研究科 / 工学系研究科建築学専攻 舘 知宏 教授の研究チームは、Nature Architects株式会社とともに実施した研究において、WISS2022最優秀発表賞(プログラム委員)を受賞されました。

fig

 

WISS2022最優秀発表賞(プログラム委員)

Human-Computer Interaction (HCI) 分野の研究会の1つであるWISSが、2022年12月14日から16日に宮城県蔵王にて開催されました。最優秀発表賞(プログラム委員)は、同研究会の査読あり登壇発表においてプログラム委員から最多得票を得た研究発表に対して授与されます。同研究会に投稿し採択された論文「Crane:プロダクトの意匠性・可折性・可製造性を考慮した折紙の計算設計プラットフォーム」に関する登壇発表が評価されました。

 

受賞された研究・活動について
須藤海、野間裕太、谷道鼓太郎、鳴海紘也、舘知宏 

「Crane:プロダクトの意匠性・可折性・可製造性を考慮した折紙の計算設計プラットフォーム」

 第30回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ (WISS 2022)、No. 87, pp. 23-30, Dec. 2022

今後の抱負・感想
この度の受賞を共著者一同大変光栄に思っております。本成果は、本学の在校生および卒業生である須藤・谷道(現在はNature Architects株式会社に所属)の両名が未踏IT人材発掘・育成事業において実施していたプロジェクトを研究として発展させたものです。一般的には紙で折られる折紙を、家具などのプロダクトに応用する際の制約を解決するソフトウェアに関する発表を行いました。本ソフトウェアは単なる研究成果にとどまらず無料かつオープンソースのシステムとして公開されており、産業への利用が期待されます。今後も折紙の計算設計と計算製造の応用研究を発表していく予定ですので、ぜひご期待ください。