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電気系工学専攻 高橋 亮さん(D3)、雪田 和歌子 学術専門職員、横田 知之准 教授、染谷 隆夫 教授、川原 圭博 教授らの論文が、最優秀論文賞を授賞されました

 

2022年12月16日、電気系工学専攻 高橋 亮さん(D3)、雪田 和歌子 学術専門職員、電気系工学専攻 横田 知之 准教授、電気系工学専攻 染谷 隆夫 教授、電気系工学専攻 川原 圭博 教授らの論文が、第30回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショップ(WISS2022)において、最優秀論文賞を授賞されました。

 

WISS2022最優秀論文賞

プログラム委員の投票による、最も優れた論文に送られる賞です。

 

受賞された研究・活動について

「メアンダコイル++:継続的なウェアラブルコンピューティングのための衣類全面での安全で高効率な無線給電」
電池容量の小さなウェアラブル機器は長期の使用が難しく機能に制限がありました。布型無線給電器を用いることで、使用中のウェアラブル機器を給電できますが、人体の電磁界暴露を抑えるため送電電力を制限する必要があるほか、導電糸の損失が大きいことから給電効率が低くなる課題がありました。そこで、電磁界暴露を抑制しつつ高い効率で体表付近のデバイスへ給電するために、従来我々が通信用に開発したメアンダコイルを改善し、さらに、柔軟な液体金属製のワイヤーを用いることで、約40%の効率で2.5Wの電力を給電できる安全で高効率な無線給電衣服を実現しました。

 

 

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今後の抱負・感想
このような賞を頂き、大変光栄です。ともに挑戦的な研究に取り組んで下さった共同研究者のみなさまや、研究生活をサポートして下さったみなさまに感謝いたします。本論文が今後の無線給電の発展への貢献となれば幸いです。

 

WISS 2022最優秀論文賞:https://www.wiss.org/WISS2022/award.html