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化学生命工学専攻 森下 大輝 さん(D3)が基礎有機化学討論会においてポスター賞を受賞されました

 

2023年9月14日、化学生命工学専攻 分子界面工学研究室 森下 大輝 さん(D3)が第33回基礎有機化学討論会においてポスター賞を受賞されました。

 

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ポスター賞

この賞は第33回基礎有機化学討論会において優れたポスター発表を行った学生を表彰するものです。

 

受賞された研究・活動について
発表題目: 可変共役系を持つジアザ[8]アヌレン類の構造と光機能
生体分子から材料まで 広く用いられる分子モチーフであるアミドは、そのC-N結合に二重結合性があることが知られています。本研究では、アミドC-N結合をπ骨格に組み込んだ新規π共役分子の創出を提案しました。具体的には、アミドを組み込んだ8員環の環状骨格が共役系炭化水素骨格で構成された類縁体と同様の芳香族安定化効果を示すことを見出し、アミドがπ共役系の一端を担えることを示しました。

今後の抱負・感想
今回の受賞は伊藤准教授のご指導、並びに研究室メンバーの助力のおかげであり、心から感謝申し上げます。昨年度に立ち上がった本研究室で、新たにスタートさせたばかりの研究テーマでしたが、評価を頂けたことは大変励みになりました。より一層、全身全霊で研究に取り組んでいく所存です。

 

第33回基礎有機化学討論会の風景と受賞者リスト