イベント

第31回東大テクノサイエンスカフェ 「知って得する表面の科学 - ぬれるぬれないを科学する - 」8/3(土)

 

8月3日(土)、東大テクノサイエンスカフェ「知って得する表面の科学 - ぬれるぬれないを科学する -」を開催いたしました。
小学生17名(4年 5名、5年6名、6年6名)、中学生12名(中1年5名、中2年3名、中3年4名)計29名、保護者22名(保護者のみ見学の方1名)の参加があり、物理工学専攻 荒井俊人講師の講演に加えて、ワークショップを体験していただきました。

 

<講演> 

1.知って得する表面の科学~化粧品からエレクトロニクスまで~

身の回りの表面


表面張力を体感してみよう(表面張力で動く船) 


<ワークショップ> 「割れにくいシャボン玉を作ろう」


最後のまとめとSDGsのこと


全体写真

 

Ttime!(広報室TA)の学生5人のファシリテーションで、ワークショップを体験をしていただきました。

最後尾左から

鏡 有沙(B2)理科一類、高田 篤志(B3)電気電子工学科、渡邉 碧為(B3)マテリアル工学科、山口 祐司(B3)電気電子工学科、小杉 亨(B3)機械工学科

 

学科は違いますが、皆さん先生のレクチャーを聞いて、先生の意図する仕事をされていました。また、会場運営もレイアウト変更が2回ありましたが、都度適切に対応してくれました。

 

参加者の感想:

「シャボン玉と細胞の作りが同じだったこと」(小4・男子)

「シャボン玉が楽しかった」(小4・女子)

「表面張力がわかった」(小4・男子)

「シャボン玉の法則は未来のために役立つ」(小5・男子)

「表面張力は応用できる」(小5・男子)

「船に接着剤をつけて水に浮かせると動く」(小5・女子)

「水の表面には空気を嫌っている性質があることがわかった」(小5・男子)

「シャボン玉は材料の混ぜ方次第でいろいろとかわること、表面積は大きくなるほど減っていくこと」(小6・女子)

「割れないシャボン玉の作り方がわかった」(小6・男子)

「親水部、疎水部のお話」(中1・男子)

「船の実験で、とけることによって船が進むこと」(中1・男子)

「ねれるというのは水と相性がよいということだとわかった」

「最後の話がもっと聞きたかったです」(中2・女子)

「水と仲良しの話」、「SDGsはすぐにでてくるnm=1/10億、n3=(n-2)3…」、

「割れないシャボン玉はなかなか作れない」、「工学部のイメージが変わった」(中3・女子)

「家庭科で習ったことが理科にも役に立つ」(中3・女子)

他、わかりやすくしてほしい、イベントをたくさんしてほしい等

 

保護者の感想:

「自分で自由にシャボン液を作って試せるところがいいと思いました。いろいろつくっているうちにどんどん改良された液を作っている様子がうかがえました」

「自由研究のテーマの参考になりそうです。」

「身近なものや現象も実は複雑な仕組みで成り立っていることが興味深いです。今回学んだことをきっかけに実はどうなっているんだろうと興味を持ってくれたらと思います」

「シャボン玉の実験、自分たちで工夫して最終的にみんながいいシャボン玉を作れてよかったです。みんなで後片付けをするのもよかったです」

「長持ちするシャボン玉のレシピは参考になります。ポイント、ヒントも良いです。子供が楽しみながら新しいことを学べたようです」

「講演、実験、工作の時間配分のバランスが良いと思いました。」

「汚れを気にせず楽しくできたのは良かった。今後自分で考えよりよいものを作るきっかけになったのではないかと思います」

「少し理解できるかわからない難しいお話もありましたが、その内容も含め、よい経験になったと思います。「東大王」のクイズ番組で東大生に子どもが興味を持ちました。」

「子どもが楽しそうにできる実験ばかりで良かったです。先生の説明もわかりやすかったです」

といった感想も頂きました。

 

皆様ご協力ありがとうございました。

以上

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工学のさまざまな魅力を皆さまにお伝えする東大テクノサイエンスカフェ、第31回目のお知らせです。
今回は、物理工学専攻の荒井俊人先生にご協力頂き、「水に濡れる表面と水をはじく表面は何が違うのか」をテーマに学習します。

絵の具や接着剤、化粧品など身の回りには塗って使うものがあふれています。こういった液体を基板に塗るときには、液体だけでなく液体と接する基板表面の性質が重要になります。そこで、今回のテクノサイエンスカフェでは液体の表面張力を題材に、表面張力を実際に感じてみたり、どうすれば割れにくいシャボン玉ができるか実験して試してみます。また、基板の表面状態が変わると同じ液体でも濡れ方がどのように変わるか調べてみます。講義では、この背後に潜む理由をわかりやすくお伝えすると共に、絵の具を塗るかのように材料を印刷してエレクトロニクス部材を作るという最新の研究についても紹介します。
興味のある方、どうぞお気軽にご参加ください。

開催日時:2019年8月3日(土)14:00~17:00
開催場所:東京大学工学部8号館2階88講義室(本郷キャンパス)
https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_09_j.html


【詳細】
対 象:小学4年生以上中学3年生まで(30名)
   (原則保護者は見学のみ 参加者1名につき1名まで)
費 用:参加費無料
持ち物:筆記用具

事前予約:要予約(申込多数の場合、抽選)
申込受付は終了しました。

お申込期間:7/1(月)(13時)~7/16(火)(12時〆)

【お願い】
お申込みの際、下記メールアドレスから受信可能に設定願います。
kouhou@pr.t.u-tokyo.ac.jp
event@pr.t.u-tokyo.ac.jp

 

抽選結果は7/17(水)以降に当選された方のみメールでお知らせいたします。
7/17(水)にメールが届かない方は落選となりますので、ご理解のほどよろしくお願いします。

 

 

【お問い合わせ】
東京大学大学院工学系研究科広報室
kouhou@pr.t.u-tokyo.ac.jp