電気系工学専攻 笠原駿さんが、中国の香港中文大学にて2014年4月26日から28日にかけて開催された 2014 4th IEEE International Conference on Information Science and Technology (ICIST) において、投稿した論文 ("Structure-based Prediction of English Pronunciation Distances and Its Analytical Investigation") が Information Analysis and Simulation部門でBest Paper Awardを受賞されました。
<受賞された研究について>
任意の話者間の英語発音の違いに着目した距離を、音声情報のみを用いて予測す る研究です。年齢や性別などの違いと予測を切り分けるために、特徴量抽出に おいてそれらの声質の違いに不変な発音の構造的表象を利用しています。いくつかの技術改良の結果、予測距離と手動書き起しを用いて 計算した基準距離との間で高い相関が得られました。
<今後の抱負・感想>
このような賞を受賞することができて光栄に思います。丁寧にご指導して頂いた峯松教授には感謝が尽きません。これからもより一層研究に励み、 さらなる成果を出せるようにしたいと思います。