トピックス

電気系工学専攻 西山万里さんがICFCC 2014において、最優秀論文発表賞を受賞されました

 

電気系工学専攻 西山万里さんが、ICFCC (International Conference on Future Computer and Communication)2014において、最優秀論文発表賞を受賞されました。

 

nishiyama01.jpg <受賞された研究について>

受賞論文名「Converting Motion Between Different Types of Humanoid Robots Using Genetic Algorithms」
ロボットを動作させるためには、各関節に対し関節角データを与える必要があります。しかしながら異なる種類のロボット間においては、同じような動作をさせる場合でも関節数の違いなどが問題となり、単純に関節角データを移行することは出来ませんでした。この問題を解決するため、本研究では異種ロボット間での動作模倣を行う新たな手法を提案しました。教師ロボットの関節角データを生徒ロボットのデータに変換するための変換行列を、模倣の正確性および安定性を評価する遺伝的アルゴリズムにより進化させます。その結果単に動作を模倣するだけでなく、ロボットの構造に応じて安定性を維持し倒れないようにする動作を加えた創発的な模倣動作の生成に成功しました。

 

nishiyama02.jpg

 

<今後の抱負・感想>

今回ありがたくもこのような賞を賜ることができ、大変光栄に思います。ご指導くださった先生方に、心より感謝申し上げます。これからもよりいっそう精進し、良い研究をしていきたいと考えております。