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化学生命工学専攻 芦田裕也さんが第40回有機典型元素化学討論会において優秀講演賞を受賞されました

 

化学生命工学専攻 芦田裕也さんが、第40回有機典型元素化学討論会において優秀講演賞を受賞されました(12月7日)。これは第40回有機典型元素化学討論会において、優秀な口頭発表をした学生に対して贈られる賞です。

 

ashida_p.jpg【授賞式にて】  (写真の一番右端が芦田さん)

 

<受賞された研究について>
フラーレンおよびその誘導体は種々の電子材料へ応用されている化合物群であり、フラーレンの官能基化手法の開発は有機合成的に重要です。今回私は、下図のような光触媒を利用することで新規フラーレンの官能基化反応の開発に成功しました。本反応はこれまで合成することが困難であったフラーレン誘導体を簡便に合成可能な手法であり、新たな電子材料の合成へと応用されることが期待されます。

 

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<今後の抱負・感想>
今回このような賞を受賞できたことを、大変光栄に思います。本研究を進めるにあたり、丁寧なご指導をいただいた西林仁昭准教授、中島一成助教ならびに三宅由寛前助教をはじめ研究室のみなさまにこの場を借りて感謝申し上げます。