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原子力国際専攻 高畑和弥さん(D3)が粉体工学会2019年度春期研究発表会においてベストプレゼンテーション賞を受賞されました

 

原子力国際専攻 酒井研究室の高畑和弥さん(D3)、が粉体工学会2019年度春期研究発表会においてベストプレゼンテーション賞を受賞されました。

 

 

<受賞された研究 受賞された研究 ・活動について>

講演タイトル:薄板を有する固気混相流体系のモデリングと妥当性検証

講演概要:狭間隙流路を有する固気混相流は、産業界においてよく目にする体系である。複雑な流れであり、現象の理解のため、数値解析手法の導入が期待されている。DEM-CFD法は、固相を含む混相流の解析に広く用いられている手法である。既存手法では空隙率の計算に局所体積平均法を用いているため、流体格子を粒子径よりも十分に大きく取る必要がある。従って、狭い流路や薄い壁面などを有する体系は計算格子のサイズの観点から、計算できないという問題があった。本研究では、流体の計算と固体流体の連成を別の格子で計算するRefined grid modelを開発し、既存手法では計算不可能であった狭間隙流路を有する体系へと適用する。加えて、実験との比較を行い、本モデルの妥当性を示す。

 

<今後の抱負・感想>
大変名誉な賞を頂き、非常に光栄に思います。
熱心にご指導いただいた酒井幹夫先生、ならびに研究をサポートしてくださった研究室の方々に心より感謝申し上げます。