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レジリエンス工学に関するDeans’ Forum Workshop 開催報告

 

11月30日~12月1日の2日間にわたり、工学部8号館教授会室等にて標記ワークショップ(以下WS)が開催されました。同WSは、工学系研究科が欧米のトップ大学と推進するDeans’ Forumの枠組みの下で開催されている特定分野に関するWSの一つで、2012年の東京、2013年のパリに続く第3回、本年3月にバークレイで開催された関連WSを含めると4回目の開催にあたります。本WSには、Deans’ Forum 参加5大学とIBM社から学生を含む13名、本学教員・研究者19名、本学学生21名の合計53名の参加がありました。

1日目は光石衛研究科長による開会挨拶の後、レジリエンス工学の研究教育の最新の状況について各参加機関からのプレゼンテーションおよび質疑応答が行われました。夕刻には大学院生によるポスター発表が行われ、投票によって最優秀ポスター賞がインペリアル・カレッジ・ロンドンのNils Goldbeck君に贈られました。

2日目の午前中には、グループによる発想支援手法であるIMDJによるグループワークセッションが行われ、レジリエンス工学に関わるアイデア共創が試みられました。これを受けて行われた総合討論では、レジリエンス工学分野における今後の共同研究・共同教育の可能性について活発な議論が行われ、今後ともこの枠組みを利用した連携を継続することが重要であることが認識されました。

 

↑①参加者集合写真



↑②学生によるポスター発表


↑③グループワークセッション