株式会社ウフル(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO:園田 崇 以下、ウフル)と国立大学法人東京大学大学院工学系研究科 大澤研究室(以下、東京大学 大澤研究室)は、コロナ禍における安全・安心な観光地づくりを目指し、和歌山県白浜町にてデータ連携の観点から産学連携の共同研究を開始しましたので、お知らせします。
和歌山県白浜町は年間に約340万人の観光客が訪れる関西有数のリゾート地として知られ、Work(ワーク)とVacation(バケーション)を組み合わせたワーケーションを推進しています。また、隣接する田辺市にはユネスコ世界遺産に登録された熊野古道があり、インバウンド観光客も数多く訪れます。
ウフルは2018年10月に和歌山県白浜町に拠点を開設して以来、センサーデータを活用した課題解決型事業を創出することで、和歌山県の重要課題の一つである観光産業の活性化、並びにスマートシティ/スーパーシティの実現に貢献することを目指してきました。2019年からはセンサーメーカーと連携しながら、観光に関係するリアルデータの取得・分析を行っています。
こうした中、さらに多様なデータを取得し、業界や業種の枠を超えてデータと人を連携させるために、データ連携とイノベーションにおける専門的な知見を有する東京大学大澤研究室と共同研究を開始することとなりました。
今年度は、新型コロナウイルスの影響により、観光客が安全に旅を楽しむことができるような観光地づくりを実現することが求められていることを踏まえ、まず和歌山県白浜町の新型コロナウイルスによる経済損失や新生活様式の社会的影響、安全・安心対策の心理的影響等を調査します。その上で、安全・安心な観光地づくりに向けて不足しているデータの表出化と、新しいビジネスの実装を目指します。
※ 本リリースに記載されている会社名、製品名、サービス名は、当社または各社、各団体の商標もしくは登録商標です。
プレスリリース本文 : PDFファイル