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大澤 幸生 教授が「Fellow」の称号を授与されました


2022年9月1日、システム創成学専攻 大澤 幸生 教授が、Asia-Pacific Artificial Intelligence Association (AAIA)から「Fellow」の称号を授与されました。

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Asia-Pacific Artificial Intelligence Association (AAIA)
アジア太平洋人工知能協会(AAIA)は、2021年に香港で法人化され、当時世界中の842名の学識経験者が自主的に結成した学術・非営利・非政府組織です。 アジア太平洋人工知能協会(AAIA)は、AI海洋、AI交通、AIコミュニケーション、AI ロボット、AI教育、AI農業、AI金融、AI医療、AIエネルギーなど数十のAI応用分野を含むAI産業を発展させるために、AI 応用に関する科学者と起業家を集め、幅広いAI産業を築くことを目指しています。AAIAの主な使命は、世界中のAI などの分野の科学者を強化し、学術研究、学術交流、科学教育、科学展示、学術会議、学術出版、サマー/ウィンターキャンプなどの活動を通じて、AIの開発と応用を促進することです。 AAIAのフェローには、米国科学アカデミー会員、米国工学アカデミー会員、欧州アカデミー会員、中国科学アカデミー会員、中国工学アカデミー会員、カナダ工学アカデミー会員、英国工学アカデミー会員、シンガポール工学アカデミー会員などのアカデミシャン、IEEE Fellow、ACM Fellow、AAAI Fellow、IAPR Fellowなど多彩な顔ぶれが揃い、スタンフォード大学、プリンストン大学、MIT、カリフォルニア工科大学、コーネル大学、コロンビア大学、オックスフォード大学、インペリアルカレッジロンドン、トロント大学、ウォータールー大学、メルボルン大学、シドニー大学、南洋理工大学、シンガポール国立大学、北京大学、清華大学、浙江大学、上海交通大学などの教授陣や、Google、Microsoft、IBMなどAI関連企業の世界トップレベルの科学者が選ばれています。

受賞された理由について
データとAIの領域で優れた成果を上げているトップサイエンティストとしての受賞です。

今後の抱負・感想
AAIAは法人化は2021年ですがFellowのリストを見ると、世界からも日本からも人工知能分野における輝くような偉大な先輩ばかりが並んでいます。そのうち日本人のフェローは、ディープラーニングの原点であるNeoCognitronを開発した福島教授をはじめ、14名の研究者にとどまっています。
そこに入れて頂けたことは誠に光栄の至りです。さらに、東京大学のメンバーでは今回の私が初の授与となるようです。このご評価を励みに、今後とも本当のAIの理論と応用の両面の発展に微力をささげたいと願っております。