化学システム工学専攻 生田 大樹さん(D1)が PSE Asia 2026 Best Oral Award を受賞されました

2026/07/14

2026年7月7日、化学システム工学専攻 生田 大樹さん(D1)が PSE Asia 2026 Best Oral Award を受賞されました。

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PSE Asia 2026 Best Oral Award

12th ASIAN SYMPOSIUM ON Process Systems Engineering (PSE Asia 2026) において採択・発表された学生の口頭発表のうち、優れたものに贈られる賞です。

 

受賞された研究内容・活動について
間葉系幹細胞(MSC)は、細胞治療の有力な細胞源として期待されていますが、産業化に向けてはその培養プロセスでの品質維持と生産性の両立が課題となっています。品質維持には細胞内エネルギー代謝の制御が有効であり、実験的検討が盛んにおこなわれてきた一方で、定量的なプロセス設計のための数理モデル構築は不十分でした。特に現状のモデルは細胞内を考慮しないプロセスモデルと、定常かつ限定環境下の代謝フラックス解析(MFA)にとどまっており、品質を考慮したプロセス設計に活用するのは困難でした。そこで、本研究では、MSC培養プロセスのMFA-プロセス統合モデルを新規に構築しました。本研究の成果により、品質と生産性の両立に向けたMSC培養の設計指針が示されました。

今後の抱負・感想
このような賞を頂きまして、大変光栄に思います。杉山 弘和先生をはじめとする研究室メンバーや共同研究者様のご指導・ご支援により、本研究は進めることができました。心より感謝申し上げます。この度の受賞を励みに、今後はさらに本研究を発展させ、より高度なモデル化および実生産への知見の還元に励んでまいります。