電気系工学専攻 張 雨珂さん(M2)がDICOMO 2025 シンポジウム 最優秀論文賞を受賞されました

2025/11/27

2025年9月11日、電気系工学専攻 川原研究室 張 雨珂さん(M2)がDICOMO 2025 シンポジウム 最優秀論文賞を受賞されました。

 

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DICOMO 2025 シンポジウム 最優秀論文賞
情報処理学会主催「DICOMOシンポジウム」は、1997年から続くネットワーク・セキュリティ・分散システム分野における国内最大級の国内会議です。 本賞は同シンポジウムで発表された200件以上の論文の中から、学術・技術の普及に貢献する2本の優秀な論文に授与されます。

 

受賞された研究内容・活動について
レンズ内に符号化開口という特殊な絞り機構を挿入し、単眼のウェアラブルカメラだけで「被写体が設定した距離より手前か奥か」を反復的な計算を要さずに判定する方法を提案しました。提案手法では専用センサや機械学習を用いることなく、光学系の点拡がり関数(PSF)の距離に応じた変化を活用して、撮影対象との距離を判定します。小型カメラでも高精度な深度判定が可能となるよう、撮像素子やレンズの特性を考慮した符号化開口の設計方針を考案しました。そして、本手法によって得られた深度推定精度を評価し、小型カメラでも83.8%の精度で判定できることを示しました。

張雨珂, 高木健, 堀崎遼一, 川原圭博, 笹谷拓也, “ウェアラブルカメラによる単一画像深度推定に向けた符号化開口設計手法の検討,” DICOMO2025, 1B-1 pp. 22–30, June 2025.

今後の抱負・感想

本論文の執筆に際し、温かいご指導をくださいました教員の皆様、そして学会発表の練習に快く付き合ってくださった研究室の皆様に、心より感謝申し上げます。このような素晴らしい機会をいただき、本当にありがとうございます。今回の経験を活かし、これからも研究に集中して、さらなる成果を出せるように精一杯頑張ります。

 

DICOMO 2025 シンポジウム 最優秀論文賞