電気系工学専攻 オオグチ レオナルド ハルキさん(M2)がAPSAR 2025 Best Student Paper Award 2nd Prizeを受賞されました

2025/10/15

2025年10月9日、電気系工学専攻 オオグチ レオナルド ハルキさん(M2)がAPSAR 2025 Best Student Paper Award 2nd Prizeを受賞されました。

 

fig01左から廣瀬教授、オオグチさん、夏秋准教授

 

APSAR 2025 Best Student Paper Award 2nd Prize

本賞は、国際学会 Asia Pacific Synthetic Aperture Radar (APSAR) 2025 に投稿された論文のうち学生を主著者とする論文の中から選抜され会期中の特別セッションにおいて特に優れた発表を行った者に対して授与されます。

 

受賞された研究内容・活動について

本研究では、小型衛星搭載の合成開口レーダを利用した多基線(マルチベースライン)InSARの解析による地形図作成において、課題となる高さアンビギュイティの多様性を活用し、参照アンビギュイティの選択とコヒーレンス重み付き位相評価に基づくコスト最適化手法を提案しました。本手法により、都市域における小型SAR衛星データからの高精度なDEM再構成や建物高さの推定の実現が期待されます。
L. H. Oguchi, S. Fujimaru, Y. Morishita, M. M. d’Alessandro, G. Baier, A. Hirose, R. Natsuaki, "Multibaseline InSAR Height Estimation Using Small SAR Satellites," APSAR 2025, WeSh1_03, Oct., 2025.

 

今後の抱負・感想

このたびこのような賞を頂けたことを大変光栄に思います。ご指導いただいた廣瀬先生、夏秋先生、そして株式会社Synspective の共同研究者の皆様に深く感謝申し上げます。今後も研究に励み、本研究をさらに発展させていきたいと考えています。