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工学部/工学系研究科 トピックス

システム創成学専攻 小菅寛輝さん(M2)の激震時構造物健全性に関する研究内容がAdvances in Engineering社のFeatured papersとして選定されました

 

システム創成学専攻 川畑研究室 小菅寛輝さん(M2)の激震時構造物健全性に関する研究内容が、2019年10月8日にMaterial and Design誌に掲載され、Advances in Engineering社(カナダのリサーチ会社)のFeatured papersとしてウェブサイトにて2020年5月1日に紹介されました。

<受賞した賞の名称と簡単な説明>
Advances in Engineering”Featured Papers”に選定されました。AIEは全工学分野における主要な国際学術誌から特に優れた研究論文を取り上げて、自社のウェブサイトで紹介しています。選考委員は世界のトップ大学の副学長や学部長、著名な学術誌の編集委員長などで構成されており、工学の全分野から1週間あたり20報の論文 (全出版数の0.1%以下が選ばれます。AIEは世界の民間企業にその研究成果の概要を知らせ、コンサルティングやマッチングを行なっているため、今後の国際共同研究への発展が期待されます。


<受賞された研究・活動について>
・地震や波浪による構造物の損傷について新しい材料損傷則を考案した。実際に地震による揺れを模擬した予ひずみを再現し破壊試験を行うことで、地震時に材料がどのように損傷を受けるのかを調査した。脆性破壊のマイクロメカニズムに基づき結晶塑性の有限要素法解析を実施することでこれまで未解明であった材料損傷メカニズムを明らかにした。更に材料が破壊に至る限界破壊条件に対して、予ひずみが及ぼす影響ついての調査を行いこれまで統一的に整理されていなかった限界応力の整理について新しいモデルを提唱した。


<今後の抱負・感想>
地震大国である日本では、地震による構造物の損傷は避けては通ることのできない問題であり、構造物をより安全に取り扱うためには損傷則に関する更なる研究が必要である。今後は更に複雑な状況下における損傷則やミクロ組織による損傷則の変動などに焦点を当てて研究を行い、構造物の健全性に関する研究を発展させていきたい。

Material and Design
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S0264127519306604

Advances in Engineering
https://advanceseng.com/high-precision-prediction-avoiding-catastrophic-failure-land-steel-structures-large-scale-earthquakes-cyclic-large-prestrain/