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原子力国際専攻BARI MD ABDULLAH ALさん(D3)がASME PVP 2017において”Honorable Mention (PhD category) in the Rudy Scavuzzo Student paper Symposium & 25th Annual Student Paper Competition” を受賞されました

 

アメリカ米国機械学会は、1880年に設立されたアメリカ合衆国における機械工学についての学会で、現在世界151か国に13万人の会員を擁します。ASME PVP2017はアメリカ合衆国のハワイで6日間に渡って開催され、およそ200のセッションが開催され、およそ1,600名の研究者の参加とおよそ750の論文発表があり、その中でも特に優れた博士課程学生の研究発表に対して前述の賞が授与されました。

 

 

<受賞された研究・活動について>
論文タイトル:動的荷重下における配管の破損モードマップ

東京電力福島第一原子力発電所事故の教訓として、設計基準外事象への対策が見直されている。特に、事故時の破損挙動の最適評価に必要な、主要な破損モードの判定が求められている。
ラチェット変形、崩壊、疲労は地震荷重のような動的荷重により生じる破損モードとして想定される。筆者らはこれまで、配管に生じうるラチェット変形や疲労といった破損モードの解明を試みてきた。当研究では、そのような結果を踏まえ、動的荷重下における配管のラチェット変形及び疲労の破損モードの生じうる条件を統一した線図上説明する破損モードマップを提唱する。


<今後の抱負・感想>
このような素晴らしい賞を頂戴し、幸甚に存じます。指導教官である笠原直人教授を始め、笠原・出町研究室の皆様のご助力に対し感謝申し上げます。今後もこの賞に値するような研究を続けていけるよう、全力で取り組んで参ります。