イベント

第15回 東大テクノサイエンスカフェ 「超伝導の最前線」

 

5月24日、東大テクノサイエンスカフェ「超伝導の最前線」を開催いたしました。小中学生40名、保護者45名の参加があり、物理工学科 為ヶ井強准教授の最先端研究の講演に加えて、様々な実験体験をしていただきました。

 

<講演>

 

実験は、全部で5種類。まずは超伝導を実現するのに必要な低温の世界を体験。液体窒素を使って空気も凍らせる実験や、凍らせたバナナで釘も叩いてみる実験をしました。

 「液体窒素」

 

その他、磁気を帯びたパイプ中で磁石を落下させたり、強力な磁石を使っての浮上実験、液体窒素で冷やしながら超伝導の線材を使って、模型の列車を走らせる体験など、各ブースの大学生と一緒に様々な体験をしていただきました。

 

 「磁石落下」

 

「反磁性浮上」 

 

「磁気浮上」 

 

「磁気浮上列車」

 

 

参加者からは、「超伝導についてたくさん知ることができました。鉛筆の針にはいっている物質が磁石に浮くことをしってびっくりしました」(中二・女子)「超伝導はひやさないといけないことがわかった」(小6・男子)「最近注目されているリニアモーターカーがどのように動いているのか、わかった。磁気浮上について、もっと調べてみたくなった」(小6・男子)

保護者からは、「いつも素晴らしい企画をありがとうございます。回数を重ねるごとに、工学の多様さ、面白さを実感しており、本当に感謝しております」「視覚的・感覚的に味わえる実験が多く用意されており、幼いころの自分が参加できたら、また進む道が違ったのかも、と思います」といった感想も頂きました。

皆様ご協力ありがとうございました。

 

次回は2014年8月9日(土)に『未来を支えるエネルギー』を開催致します。またホームページ等、ご覧いただき、ご参加下さい

(6月10日以降、ご案内予定です)。