トピックス

2017.02.20

【受賞・表彰等】精密工学専攻(M2)簑原 凜さんらが、2016 International Symposium on Micro-Nano Mechatronics and Human Science (MHS2016) に於いて Best Poster Award を受賞されました。

2016年12月1日、精密工学専攻 修士2年 簑原 さん、客員研究員 温 文さん、博士4年 濱崎 峻資さん、安 琪特任助教、田村 雄介特任准教授、山川 博司技術専門員、山下 淳准教授、淺間 一教授らが、2016 International Symposium on Micro-Nano Mechatronics and Human Science (MHS2016) に於いて Best Poster Award を受賞されました。
この賞はマイクロナノメカトロニクス、人間科学の分野において優秀な発表をした著者に授与されます。

 

受賞された研究・活動について>
超高齢社会に突入した我が国においては、今後脳卒中等による麻痺患者の増加が予想され、効率的なリハビリシステムの構築が求められる。この課題解決に向けて運動主体感と呼ばれる感覚が注目されている。運動主体感とは、運動により生じた感覚フィードバックについての認知感覚であり、「感覚フィードバックが自分の運動により生じた」という感覚である。この感覚の生起のメカニズムを解明し、その知見をリハビリシステムの構築に活かすことを目指して研究が盛んに進められている。

現在、運動主体感の評価は主観評価によるものがほとんどであり、運動主体感の生起を客観的に評価できる生理指標の知見が不足している。本研究では運動主体感のメカニズム解明のための基礎的検討として、運動主体感を構成する“感覚フィードバックの予測”という要素に着目し、これを生理指標で検出することを試みた。生理指標としては脳波を用い、感覚フィードバックの予測が異なる実験を設計し脳波計測により検証を行った。実験を行った結果、予測の有無で準備電位と呼ばれる脳波の電位の大きさに差が現れ、感覚フィードバックの予測を脳波で検出できる可能性を示した。

今後の抱負・感想>
このような素晴らしい賞を頂くことができて、非常に光栄です。この3月で卒業となりますが、研究で培った力を社会に出てからも発揮できればと思っております。