2017年9月21日、システム創成学専攻 園田亜斗夢さん(M1)、村山ゆいさん(M2)、山崎卓朗さん(M2)が、金融とIT(情報技術)を融合したフィンテックをテーマとする国際イベント「FIN/SUM(フィンサム)ウイーク2017」(http://finsum.jp/、主催: 日本経済新聞社、金融庁、Fintech協会)における学生の事業考案コンテスト「アイデアキャンプ」においてNTTデータ賞と農林中央金庫賞を受賞されました。
<受賞された研究・活動について>
私たちのチームはコンビニエンスストアで電子マネーを使うとき、1円など支払額の端数を募金できる仕組みを発表した。レジの画面に自治体のPR動画などを流し、ボタン1つで寄付できる。
フィンテックベンチャーのお金のデザイン(東京・港)の北沢直最高執行責任者(COO)は「既存の技術をうまく融合し、地方創生のきっかけを日常生活に組みこんだ」と指摘。NTTデータの残間光太朗オープンイノベーション事業創発室長も「小銭を持ち歩かない若者が多く、募金が進まないという社会問題に突き刺さるテーマ」と強調した。
<今後の抱負・感想>
審査員の方から、事業として育てられる可能性もあると言われ、自信になりました。経済・金融分野のイベントでしたので、その分野を専攻するチームが多かったですが、そこで既存の技術を融合させ、社会の負を解決していくというシステム創成学的なアプローチが認められ、よかったです。