宇宙資源の世界主要センター長が集結：Space Resources Initiative II を開催

東京大学では、全学横断の宇宙資源連携研究機構（Center for Space Resources and Innovation: CSRI）を中心に、工学系研究科が主導して宇宙資源分野の国際連携を進めています。この取り組みの一環として、2025年11月23–24日に Space Resources Initiative II（SRI-II）を東京大学本郷キャンパス HASEKO-KUMA HALL にて開催します。

SRI-II には、世界を代表する宇宙資源研究センターのトップが来日・参加します。
Colorado School of Mines の Angel Abbud-Madrid 教授（Center for Space Resources センター長）、University of Adelaide の John Culton 准教授（Andy Thomas Centre for Space Resources センター長）、そしてルクセンブルク ESRIC の Kathryn Hadler 所長が揃い、国際的にも極めてまれなリーダー会合となります。

また、民間企業からは、ispace（袴田武史 CEO）、Karman+（Daynan Crull Co-Founder）、Interstellar Technologies（IST：熱田圭史 COO）など、国内外の主要プレイヤーが参加し、宇宙資源を中心とした次世代宇宙産業の展望を共有します。

会合では、工学系研究科の石田哲也 教授（副研究科長）のご挨拶に続き、宮本英昭 CSRIセンター長が東京大学としての宇宙資源研究のビジョンと展望を説明する予定です。
本会合では、月・小惑星探査の最新成果、国際協力の将来像、地球外経済圏の形成、法制度や産業基盤の課題などが多角的に議論されます。特に、世界主要センターによる将来の連携枠組み（Global Alliance）の方向性について意見交換が行われ、国際協力の重要な一歩となることが期待されます。 

プログラムや会場・オンラインでの参加方法など詳細は、以下をご覧ください：
https://csri.u-tokyo.ac.jp/ja/space-resources-initiative-ii/