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香取 秀俊 教授が「日本学士院会員」に選定されました

 

2023年12月12日、第1174回日本学士院総会において、物理工学専攻 香取 秀俊 教授が、日本学士院の新会員に選定されました。

 

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日本学士院会員

日本学士院(にっぽんがくしいん)は、学術上功績顕著な科学者を顕彰するための機関として文部科学省に設置されており、学術の発達に寄与するための必要な事業を行うことを目的としています。日本学士院会員は、学術上功績顕著な科学者のうちから選定されます。

 

受賞された研究内容・活動について

レーザー光の干渉で作られた光格子に多数の原子を捕獲し観測することで、ドップラー効果と量子雑音を低減し、現在使われている原子時計を千倍程度上回る18桁の精度を持つ光格子時計を提案し実現しました。

 

今後の抱負・感想

このたび日本学士院の会員に選定されたこと、大変光栄に存じます。これまで一緒に研究を展開した共同研究者、学生の皆さん、恩師に心より感謝申し上げます。今後とも量子エレクトロニクスの発展に精進してまいります。

 


日本学士院会員の選定について:https://www.japan-acad.go.jp/japanese/news/2023/121201.html