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化学生命工学専攻 娟秀さんがNIMS Conference 2014においてBest Poster Awardを受賞されました

 

化学生命工学専攻 金娟秀さんがNIMS Conference 2014においてBest Poster Awardを受賞されました。

 

 

<受賞された研究について>

本研究では 、ある一方向において「加熱時に膨潤、冷却時に収縮」する極めて特異なNIPAMヒドロゲルを開発しました。N-イソプロピルアクリルアミドのポリマー(poly-NIPAM)よりなるヒドロゲルは、基礎・科学の両面において最も注目されるソフトマテリアルであります。今回我々は、イオン性ナノシートを磁場配向する偶然の発見(前講演参照)を端緒とし、poly-NIPAM ヒドロゲルを「水分子の出入りにより体積変化する材料」としてではなく「内在する静電的反発力をオンオフする媒体」として利用することにより、速く、大きく、異方的で、方向性を持ったヒドロゲルの変形を実現しました。 

 

 

<今後の抱負・感想>

この度は学生講演賞を賜ることができ、光栄に思います。今後もこの賞に恥じぬよう邁進してまいります。また熱心にご指導ご鞭撻頂いた相田卓三教授、ならびに研究室のみなさまにこの場を御借りして厚く感謝申し上げます。