共有
2018年3月23日、電気系工学専攻 廣瀬 明教授が、KDDI財団表彰式・助成伝達式において、2017年度KDDI財団賞を受賞されました。
研究テーマ:干渉合成開口レーダの位相特異点発生の機序の解明
<受賞された研究・活動について>
干渉型合成開口レーダに代表されるコヒーレントなイメージングでは、振幅の極端な現象や位相の大きな歪が頻繁に表れる。特に地表散乱波の位相値によって精密な高度地図を作成しようとするとき、その悪影響は顕著である。しかしその発生機序は不明であった。本研究で、その原因を特定し要因毎に分離抽出することに成功した。これは移動体通信のフェーディングや位相歪と同一の現象であり、それをより高次元の空間で解析することにより、その発生機序を明らかにしたことに対応する成果である。
<今後の抱負・感想>
この度は栄えあるKDDI財団賞をいただき、大変光栄に存じます。これを励みに、一層尽力してまいります。
http://www.eis.t.u-tokyo.ac.jp/news/20180323KDDIPrize/
本件に関連する記事はこちら