2018年2月20日、東京大学大学院工学系研究科とヤンゴン工科大学との部局間学術交流の協定調印式が、ヤンゴンにて執り行われました。調印式には、関村直人副学長(工学系研究科・教授)をはじめとし、大学院工学系研究科から北森武彦教授(応用化学専攻長)、加藤浩徳教授(社会基盤学専攻長)、川崎昭如特任教授、馬渡和真准教授が、生産技術研究所から目黒公郎教授、竹内渉准教授が列席し、ヤンゴン工科大学からはMyint Thein学長、Mya Mya Oo元学長、Khin Than Yu副学長をはじめとする代表が参加しました。調印式後に行われた会議では、今後の連携について様々な議論が交わされました。
本学の戦略的パートナーシップ大学プロジェクトにおいて将来のパートナーシップが見通せる大学のひとつとしてヤンゴン工科大学が採択されたことを機に、工学系研究科および生産技術研究所を中心に、学生交流、共同研究、FD等を推進し、本協定締結へと繋がりました。
近年の民主化や経済改革を経て、急速な経済発展を遂げているミャンマーでは、国土・都市開発に必要となる社会基盤の整備とそれらを担う国内の人材育成が急務です。戦略的パートナーシップの枠組みの中で、本学工学系研究科(社会基盤学専攻、応用化学専攻)および生産技術研究所が連携し、科学技術インフラの教育と技術移転に関する事業を推進しています。今後は、学生交流、共同研究の実施等、更なる連携と広範な分野での持続的かつ多様な交流等を強化して行く予定です。
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調印式の様子 |
関村副学長の挨拶 |
北森教授の挨拶 |
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加藤教授の挨拶 |
左)Myint Thein学長 右)関村副学長 |
調印式の列席者たち |