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加藤隆史 教授が令和3年度春の褒章に於いて紫綬褒章を授与されました

 

化学生命工学専攻 加藤隆史教授が令和3年度春の褒章に於いて紫綬褒章を授与されました。


<受賞した賞の名称と簡単な説明>
化学生命工学専攻の加藤隆史教授が令和3年度春の表彰に於いて紫綬褒章を授与されました。
褒章(ほうしょう)とは、社会や公共の福祉、文化などに貢献した者を顕彰する日本の栄典の一つで、対象となる事績により、紅綬褒章、緑綬褒章、黄綬褒章、紫綬褒章、藍綬褒章、紺綬褒章の6種類があります。
紫綬褒章は科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方に授与されます。

<今後の抱負・感想>
今回の褒章では、長年にわたり行ってまいりました高分子化学・機能分子化学・超分子化学に関します分子の技術に関する成果とそれによる学問の進展への貢献を評価いただくことができました。東京大学に助手として採用いただいてから今日までお世話になっており、東京大学における多くの方々のご支援あってこその受章と考えております。皆さまのご指導・ご協力に、深く感謝いたしたく存じます。ありがとうございました。今後とも、本学の研究・教育に、微力ながら貢献していきたく存じます。学問の発展のみならず人材育成・産学連携・社会貢献などにも力を尽くしていく所存です。引き続きのご指導をよろしくお願い申し上げます。

最近の研究の詳細はこちらをご覧ください

東京大学大学院 工学系研究科 | 水処理膜に新たな「分子ふるい」の機能を発見~イオンを取り巻く水の水素結合構造を認識して選択的な透過~:化学生命工学専攻 坂本健 助教、加藤隆史 教授ら (u-tokyo.ac.jp)
東京大学工学部 | 特異な構造相転移挙動を活用した高い製造プロセス適性を持つ~高性能な有機半導体を開発~:化学生命工学専攻 加藤 隆史 教授ら (u-tokyo.ac.jp)
東京大学大学院 工学系研究科 | 光照射された液晶分子が瞬時に集団的運動をする現象を初観測 ~光で分子の運動を操ることに道を開く~ : 化学生命工学専攻 山口大輔(D3)、加藤隆史教授ら (u-tokyo.ac.jp)
東京大学大学院 工学系研究科 | 人間の歯や骨の成分のヒドロキシアパタイトの液晶化による配列制御に世界で初めて成功 ~次世代バイオマテリアルとして人工骨、人工歯根などへの応用が期待~ : 化学生命工学専攻 中山真成(D2)、加藤隆史教授ら (u-tokyo.ac.jp)

■各種リンク

東京大学工学部 | 【受賞/表彰等】The WET Excellent Presentation Awardを工学系の学生5名が受賞しました。 (u-tokyo.ac.jp)
2009年 東京大学工学部広報誌 Vol. 31 2009, 6
2009年 高校生訪問
加藤隆史研究室
令和3年春の叙勲等 : 日本の勲章・褒章 : 日本の勲章・褒章 - 内閣府 (cao.go.jp)
東大が液晶から高精度な水処理膜 均一な穴で用途拡大: 日本経済新聞 (電子版)(https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51380630V21C19A0X90000/nikkei.com)