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精密工学専攻 湊 真司さん(M2)が動的画像処理実利用化ワークショップDIA2020研究奨励賞を受賞されました

 

2020年3月9日、精密工学専攻 湊 真司さん(M2)が動的画像処理実利用化ワークショップDIA2020研究奨励賞を受賞されました。

 

 

<受賞した賞の名称と簡単な説明>

動的画像処理実利用化ワークショップDIA2020 研究奨励賞
研究奨励賞は優れた研究を行った若手研究者に授与される賞です。


<受賞された研究・活動について>
トンネルや橋梁等のコンクリート構造物の点検は、風や車両音が発生する外部環境下で行うため、点検手法は騒音にロバストであることが求められる。
簡便性の高さから常用される打音検査法と比較し、インパクトハンマの力センサを用いた点検手法であるインパクト法は、騒音にロバストであるという特徴をもつ。
しかし、インパクト法は打音検査法に比べ深い亀裂の検出が困難であるため、手法の改善が望まれる。
そこで本研究では、インパクト法の力センサの応答に加えて、カメラ画像から取得したコンクリート表面の亀裂位置とサンプル位置を考慮することで、亀裂深部の検出性能の向上を図った。
コンクリート試験体を用いた実験結果から、亀裂深部の検出率の向上が確認できた。

<今後の抱負・感想等>
このような素晴らしい賞を受賞できたのも、先生方や先輩方の熱心なご指導や恵まれた研究環境のおかげです。この場をお借りして深く感謝申し上げます。