システム創成学専攻 毛防子 璃奈さん(M1)がネットワーク科学研究会2025において最優秀ポスター賞を受賞されました

2026/03/02

2026年2月19日、システム創成学専攻 島田研究室 毛防子 璃奈さん(M1)がネットワーク科学研究会2025において最優秀ポスター賞を受賞されました。

 

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最優秀ポスター賞

ネットワーク科学研究会2025でのポスター発表の中から選ばれる賞で、初日の約25件の発表の中から最優秀賞に選出されました。 

 

受賞された研究内容・活動について 

「繁殖海域・沖縄に来遊するザトウクジラのネットワーク解析」(毛防子 璃奈(東京大学)、小林 希実(沖縄美ら島財団)、岡部 晴菜(沖縄美ら島財団)、尾澤 幸恵(沖縄美ら島財団)、島田 尚(東京大学))では、沖縄周辺での目視調査で得られたザトウクジラ (Megaptera novaeangliae) の個体識別データを用いて、群れでの共観測回数に基づく共起ネットワークを解析しました。これまでに、繁殖海域での本種の社会的ネットワークについての研究はほとんど報告されておらず、数理・統計的な観点から本種の繁殖戦略を定量的に探ることを目的に研究を進めています。今回の発表では次数分布から非ランダムな個体関係が示唆されることや、次数や媒介中心性等のネットワーク特徴量において雌雄差が有意にあることなどを報告し、雌雄の繁殖生態が社会的ネットワーク構造に反映されていることを明らかにしました。今後はより具体的な繁殖戦略の数理モデル化とその検証を目指し解析を進めていきたいと思います。 

 

今後の抱負・感想

様々な題材でネットワーク科学に携わっている方と議論を行うことができ、大変貴重な機会となりました。大好きな鯨類の研究でこのような賞を頂戴し、非常に嬉しく思います。日々ご指導頂いている島田先生はじめ研究室の皆さんと、共同研究のチャンスとザトウクジラの生態にまつわるアドバイスを頂いた沖縄美ら島財団の小林様、岡部様、尾澤様に改めてお礼申し上げます。