田中 知 名誉教授が瑞宝重光章を受章されました

2025/11/13

2025年11月11日、原子力国際専攻 田中 知名誉教授が令和7年秋の叙勲で瑞宝重光章を受章されました。

 

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田中 知 名誉教授が令和7年秋の叙勲で瑞宝重光章を受章されました

 

瑞宝重光章

瑞宝重光章は、長年にわたって公共や教育・行政などに顕著な貢献をした人に贈られる勲章です。

 

受賞された研究内容・活動について

田中先生は、昭和56年の本学着任から平成26年のご退職まで、長きにわたり教鞭をとり、核融合炉燃料材料工学や放射性廃棄物管理工学の研究を牽引し、原子力エネルギー俯瞰学という新たな学問分野を確立されました 。また、多数の若手研究者を育成され、本分野の発展に尽力されました 。特に公的な貢献においては、日本原子力学会会長や、東日本大震災後の福島県除染アドバイザーなどを歴任されました。さらに、ご退職後の2014年9月からは約10年間にわたり、原子力規制委員会委員、特に2017年9月からは委員長代理として、我が国の原子力安全規制の確立と強化に極めて大きな功績を残されました。

 

田中 知 名誉教授のコメント
今回この勲章を頂けたのも、原子力関係の教育・研究において、東京大学の教職員や学生など広く大学関係者のご協力があったおかげと考えます。原子力や放射線利用の重要性はこれからも大きいものがあると考えますが、関連してこれらの利用で発生する、発生した放射性廃棄物の適切な処理・処分は避けてとおれない重要事項です。また、これに関連しての人材育成・強化は現在大きな課題となっています。放射性廃棄物関係の教育・研究に携わってきた者としてこれらの問題の解決に少しでも貢献したいと考えるところです。