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2025年10月2日、電気系工学専攻 蟻生 高人 さん(D1)がECOC 2025 Best Student Paper Award, 1st Prize Winner を受賞されました。

ECOC 2025 Best Student Paper Award, 1st Prize Winner
ECOC (European Conference on Optical Communication)は、光通信分野において世界最大級かつ最も権威のある国際会議の一つで、世界中の大学・企業が最新成果を発表する場になっています。Best Student Paper Award, 1st Prize Winnerは、採択論文の中から特に優れた研究を行った学生が選抜され、論文委員による英語による口頭審査を経て、最も高評価の学生1名に授与されるものです。本年は476件の採択論文の中から上位11名の学生がまず選抜されて口頭審査を行い、その中で1名が1st Prize Winnerとして、2名がRunners-Upとして表彰されました。
受賞された研究内容・活動について
金ナノ構造と有機電気光学材料を融合した高速垂直入射型光変調器に関して、厚みが僅か1 µm以下の極めて薄い共振器内に入射光を効率良く閉じ込めることで、世界最高レベルの変調効率と変調速度を実験的に実証しました。本素子は二次元並列化にも適しており、超高密度光インターコネクトや高速イメージングなどへの応用が期待されます。
受賞論文:K. Ariu, G. Soma, H. Miyano, S. Karakida, and T. Tanemura, “High-speed free-space electro-optic modulator using double-layered dimerized nanometallic grating,” ECOC, Tu.03.02.2, Sept. 30, 2025.
学会(ECOC)HP:https://ecoc2025.org/
種村研究室HP:https://www.tlab.t.u-tokyo.ac.jp/
今後の抱負・感想
このたびは、栄誉ある賞を賜り、大変光栄に存じます。本発表に関する研究は、学部時代に着手した初期の取り組みを礎として発展させてきたものであり、これまでの継続的な研究の積み重ねが、このような名誉ある受賞に結実したことを大変嬉しく思います。ご指導を賜りました種村 拓夫教授をはじめ、共著者の皆様、そして研究室の皆様に心より感謝申し上げます。今回の受賞を励みに、今後も一層研究に精進し、社会に貢献できるよう努めてまいります。
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