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酒井 幹夫 教授が化学工学会研究賞を受賞されました

 

原子力国際専攻 酒井 幹夫 教授が化学工学会研究賞を受賞され、2023年3月15日に表彰されました。

 

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化学工学会研究賞
「化学工学会正会員が行った化学工学に関する新規性に富む優れた研究、もしくは特に完成度の高い優れた研究で、学術論文誌に発表されたもの」に授与され、個人もしくは3名以内の共同研究者に贈られる賞です。

 

受賞された研究・活動について
「粉体・混相流の革新的数値シミュレーション手法の開発と次世代ものづくりへの展開」
離散要素法(DEM)のスケーリング則モデル、スカラーフィールドに基づく壁境界モデルなどの粉体・混相流の数値シミュレーションにおける要素モデルの開発、陰解法アルゴリズムの導出および固相-流体間運動量交換項の安定条件の導出、国際的な研究活動ならびに研究業績の社会実装などが、粉体・混相流の数値シミュレーションの基盤研究において顕著な業績として認められ、化学工学会研究賞を受賞しました。
 
今後の抱負・感想
錚々たる顔ぶれが歴代受賞者に名を連ねており、受賞者の先生方の名を穢さないように、研究にさらに精進していきたいと思っております。本賞の受賞は、一緒に研究してきた優秀な学生達、選考委員会の審査委員、普段からお世話になっている化学システム工学専攻の先生方をはじめ、多くの方からのご支援の賜物であると思っております。これからも初心を忘れずに研究に邁進する所存です。

 

https://www.scej.org/award/scej-awards/scej-awards-2022.html