受賞された研究・活動について 「気液固相流に対するFELMIの検証研究」 ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷事故(CDA)で発生したスロッシング現象のような複雑な三相流の実規模数値シミュレーションは、計算負荷が非常に大きいため未だ実用的ではありません。本研究では、DEM粗視化モデルとVolume of Fluid法(VOF)及びRefined Gridモデルの組合せにより、三相流の計算コストを削減するとともに、CFDグリッドの柔軟な設定を導入した新しい計算手法を提案しました。提案手法の妥当性確認を数値実験により行いました。妥当性確認により、DEM粗視化モデル、Volume of Fluid法(VOF)及びRefined Gridモデルを組合せた手法が妥当であることが示されるとともに、本手法により計算時間を大きく低減できることが示されました。本手法の開発により、原子力工学における計算科学の発展に貢献することができました。