プレスリリース

原子力事故への耐性が高い国産の新型燃料開発で安全性向上を目指す-事故耐性燃料開発に関するワークショップ開催(ご案内)-

 

東京大学大学院工学系研究科(研究科長:染谷隆夫)及び国立研究開発法人日本原子力研究開発機構(理事長:児玉敏雄)原子力基礎工学研究センターは、令和4年3月11日(金)、下記のとおり、「事故耐性燃料開発に関するワークショップ」を開催致します。

 

1.日 時: 令和4年3月11日(金曜日) 13時00分~16時55分
2.場 所: Web開催  Zoom Webinar
3.主 催: 東京大学大学院工学系研究科
      日本原子力研究開発機構原子力基礎工学研究センター
4.対 象: どなたでもご参加いただけます。
5.目 的:
東京電力福島第一原子力発電所では、燃料の溶融が進展して重大事故に至りました。そこで、軽水炉事故時の事象進展を遅らせ、かつ水素発生量を低減することが可能な「事故耐性燃料」の開発が世界的な潮流となっています。カーボンニュートラルへ原子力が確実に貢献していくためには軽水炉の活用が不可欠であり、事故耐性燃料導入の意義は極めて大きいと考えられます。世界の開発状況を鑑みると、米国では2020年代に事故耐性燃料の実用化が予定されています。これらの状況を踏まえ、我が国として総力を結集して、国産の事故耐性燃料の早期実用化を目指し、軽水炉の安全性向上に寄与すべく、関係者が一堂に会するワークショップを国内では初めて開催します。事故耐性燃料の開発状況や技術的なトピックスを共有し、今後の開発の進め方について議論します。
6.概 要: 別添参照

プレスリリース本文:PDFファイル

国立研究開発法人日本原子力研究開発機構:https://www.jaea.go.jp/02/press2021/p22022801/