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Vol.2 工学系の強みとは何か →■今月のメッセージ
新年度を迎え、研究・教育・社会連携の各面で新たな取り組みが始まっています。日々の業務の中でそれぞれが多くの役割を担う中、改めて本研究科全体としての方向性や課題を共有する機会は、必ずしも十分ではないと感じています。そこで本年度より、研究科長メッセージとして、定期的に情報発信を行うこととしました。
本メッセージの目的は、単なる情報共有ではなく、対話と連携のきっかけをつくることにあります。工学系の研究・教育は、多様な専門分野の積み重ねによって支えられていますが、同時に、それぞれの活動が分散しやすい構造を持っています。その中で、分野や立場を越えて課題を共有し、新たな連携につなげていくことが、これまで以上に重要になってきています。
近年、研究を取り巻く環境は大きく変化しています。国際的な競争の激化、社会からの期待の高まり、研究と社会実装の距離の縮小など、従来の延長線上では対応が難しい局面も増えています。このような状況においては、個々の取り組みの充実に加えて、組織としての方向性を共有し、連携を前提とした活動を進めていくことが求められます。
そのためには、まず互いの取り組みを知ること、そしてそれぞれの現場で感じている課題や可能性を共有することが出発点になります。本メッセージが、そのための一つのきっかけとなればと考えています。内容についても、できる限り多様な観点を取り上げながら、継続的に発信していきたいと思います。
■ 現場から
本研究科では、情報・物質・システムといった異なる視点を横断する研究が進んでいます。データを活用した設計や、精緻な計測技術、社会実装を見据えたシステム開発など、多様なアプローチが結びつくことで新たな価値が生まれつつあります。こうした分野横断型の取り組みは、今後の工学研究の重要な基盤となると考えています。
■ 皆さんへ
皆さんの現場では、どのような連携の可能性や課題を感じておられるでしょうか。本メッセージをきっかけに、研究科内での対話が少しでも広がることを期待しています。
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