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Guangtao DUAN 特任助教が日本原子力学会2021年春の年会において日本原子力学会計算科学技術部会奨励賞を受賞されました

 

2021年3月18日、原子力国際専攻のGuangtao DUAN特任助教が日本原子力学会2021年春の年会において日本原子力学会計算科学技術部会奨励賞を受賞されました。


<受賞した賞の名称と簡単な説明>
日本原子力学会計算科学技術部会奨励賞
計算科学技術部会で顕著な学術または技術の業績のあった研究者に贈られる賞です。

<受賞された研究・活動について>
研究タイトル
固気液三相流シミュレーションのためのラグランジュ法に基づく混相流解析手法の開発

概要
固体-液体相互作用モデル、固体-固体衝突モデル、伝熱モデル、相変化モデルを粒子法に導入した手法により、シビアアクシデントにおける原子炉下部プレナム内でのデブリの再溶融についてシミュレーションを行うことに成功しました。様々なパラメーターが、局所的なホットスポットを介した原子炉のアブレーションパターンへ与える影響を分析したところ、大きなデブリはより低い破壊点をもたらす傾向があり、高い崩壊熱エネルギーは高い破壊点と低い破壊点の両方の原因となることがわかりました。

<今後の抱負・感想>
このような賞を受賞できたことを大変光栄に思います。酒井先生のご指導に感謝申し上げます。これからもこの賞を見て今までの努力を思い出し、自信を持って研究を続けていきたいと思います。