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2017.01.16

【受賞・表彰等】精密工学専攻(M1)後藤 翼さんらが、International Workshop on Advanced Image Technology(IWAIT2017)に於いて Best Paper Award を受賞されました。

2017年1月10日、精密工学専攻 精密工学専攻 修士1年 後藤 翼さん、博士課程 Sarthak Pathakさん、特別研究員 池 勇勳さん、藤井 浩光特任助教、山下 淳准教授、淺間 一教授らが、International Workshop on Advanced Image TechnologyIWAIT2017に於いて Best Paper Awardを受賞されました。
International Workshop on Advanced Image TechnologyIWAIT2017)は、1998年に発足した最新の画像処理技術に関する研究のための国際会議です。Best Paper Awardは特に優秀な研究者に与えられました。

 

 <受賞された研究・活動について>
本研究は、全天球カメラの自己位置推定に関するものです。全天球カメラとは360°見渡すことが可能でありどのような状況においてもより多くの情報が得られることから近年注目を集めています。全天球カメラを用いた従来手法では、平面内における3自由度の自己位置推定のみにとどまっていましたが、3次元空間の6自由度の自己位置推定手法を新規かつ独自に提案し、全天球カメラの位置姿勢推定に成功しました。

受賞した研究では、 道路橋梁やトンネルなどの社会インフラにおいては建設用のCADモデルなど、環境の3次元モデルが用意に入手可能であることに着目し、環境の3次元モデルと全天球カメラ画像を用いた3D-2Dマッチングを行います。特に、人工物環境であるため直線情報を用いることが有効であると考えられるため、全天球カメラ画像から得られる直線群の分布と環境の3次元モデルから得られる直線群の分布を比較することで全天球カメラの位置姿勢推定を行います、全天球カメラ画像からはハフ変換により直線を検出します。また、直線群の分布はEarth Mover’s Distanceと呼ばれる評価関数を用いることで高精度かつロバストな自己位置推定を実現しました。

<今後の抱負・感想>
研究成果が認められ、このような素晴らしい賞を頂けたことを光栄かつ嬉しく思います。ご指導を賜った先生方、また共著者の皆様に深く感謝いたします。今後は、本研究で得られた知見・技術を発展させ、画像技術分野に貢献していきたいと考えています。