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2024年度業務改革総長賞に於いて、工学系研究科から2チームが受賞しました

 

 
 
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表彰式
日時:2024年12月18日 
場所:安田講堂 大講堂
 
 
総長賞
モノと知の循環プラットフォーム「ShareWel」
 
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取組内容・成果
インクルーシブ工学連携研究機構(RIISE)の価値交換工学活動の一環として、ECCSアカウントを活用した不要物品の出品・引き取りが可能なWebサービスを開発・運用しました。本サービスにより、一斉通知などで煩雑だった不要物品の譲渡手続が効率化され、学内のモノの循環を促進。これにより、カーボンニュートラルの実現にも寄与します。

評価ポイント
・不要物品はどの部局でも発生する可能性があり、他部局への展開により高い効果が期待される
・学内での什器などの有効活用を通じた無駄の削減は、カーボンニュートラルやGX(グリーントランスフォーメーション)の観点から高く評価できる

メンバー
【代表者】柳澤 秀吉(工学系研究科・准教授、ShareWelプロジェクトリーダー)
木見田 康治(工学系研究科・特任准教授)、文 多美(元工学系研究科・特任研究員)、早矢仕 晃章(工学系研究科・講師)、川原 圭博(工学系研究科・教授、インクルーシブ工学連携研究機構機構長)、Ari Hautasaari(情報学環、インクルーシブ工学連携研究機構・特任准教授)、松下 旦(東京大学マーケットデザインセンター招聘研究員)、阪本 絵美(インクルーシブ工学連携研究機構・特任専門職員)、櫻井 明(当時:工学系・情報理工学系等事務部長/現:副理事)、蔀 正規(当時:工学系・情報理工学系等財務課長/現:社会科学研究所事務長)、近 昭彦(工学系・情報理工学系財務課、財務副課長)、小口 航(工学系・情報理工学系財務課、主事員)

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受賞コメント 
この度は、総長賞という大変名誉な賞をいただき光栄に存じます。ShareWelは工学系・情報理工学系での1年間の試行実験や草の根的な活動を通して、学内のリユース出品数が、過去の実績と比べて約5倍を達成し、登録ユーザー数も1,000名を超えました。本受賞を励みとして、全学展開を目指して取り組んで参ります。引き続き皆様のご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 


 

 
理事賞
休養室・育児支援室の運営業務のDX化によるD&Iの推進
 
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取組内容・成果
育児支援室や休養室の予約システムを構築しました。Web上で簡単に操作でき、当日利用を含む予約が可能です。また、スマートフォンアプリを使用して各部屋の開閉や利用状況の管理も行えます。この取り組みは、DX化による担当職員の負担軽減だけでなく、ワークライフバランスの推進やD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の実現にも貢献しています。
 
評価ポイント
・スマートフォンアプリを用いた電子錠を採用し、利用者本人による開閉だけでなく遠隔施錠も可能にすることで、利便性とセキュリティの両立を高く評価
・低廉な利用料のシステムを採用し、ランニングコストを最小限に抑えた運用を実現している点も評価に値する
 
メンバー
松田 賢一郎(工学系・情報理工学系等総務課副課長)、藤田 明子(当時:工学系・情報理工学系等総務課副課長、現:社会連携部渉外課副課長)、山崎 義夫(工学系・情報理工学系等総務課上席係長)、田中 美里(同一般職員)、仁藤 彰郎(工学系・情報理工学系等総務課長)、藤井 康正(工学系研究科・教授、研究科長特別補佐) 、小林 英津子(工学系研究科・教授、男女共同参画委員会委員長)

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受賞コメント 
このたびは理事賞という栄えある賞をいただき、誠にありがとうございます。今回構築した運用管理ツールは、メンバーでアイデアを出し合い、利用者にとって使いやすく、管理者にとって維持管理・カスタマイズが容易なものに仕上げることができました。今後も利用者等の声を聞きながら利便性の向上をはかっていきたいと思います。