2022年8月8日、化学システム工学専攻 竹村 正守さん(M2)が「12th International Conference on Environmental Catalysis (ICEC2022)」を受賞されました。
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12th International Conference on Environmental Catalysis (ICEC2022)
会議期間中に優秀なポスター発表を行った若手研究者に対し、 12th International Conference on Environmental Catalysis (ICEC2022)委員会から贈られる賞です。
受賞された研究・活動について
"Amorphous aluminosilicates as efficient ion exchangers for ammonium cations from aqueous solutions"
環境水中のアンモニア種は、水生生態系に悪影響を及ぼす主要な水質汚染物質の一つであり、ゼオライトによるイオン交換はこのようなアンモニア種の除去手法の一つです。 本研究では、共沈法により作製されたゼオライトに類似したイオン交換体がこれまでのゼオライトと比較して安価で、かつ高いイオン交換能力を持つことを見いだしました。また実排水への適用性の高さや、再利用性の高さについても実証を行いました。
今後の抱負・感想
この度、このような賞をいただき大変光栄に思います。研究のご指導をいただきました 脇原徹教授をはじめ、研究室の先生方に厚く御礼申し上げます。 この受賞を励みに、さらなる成果に向けて研究に取り組んでまいります。