プレスリリース

東京大学が工学部11号館「講堂」及び「ラウンジ」をリノベーションし、2020年1月に「HASEKO-KUMA HALL」を開設 ~「知の協創の世界拠点」にて、新たに生まれ変わる交流の「場」~

 

国立大学法人東京大学大学院工学系研究科(研究科長 大久保達也)は、株式会社長谷工コーポレーション(代表取締役社長 辻 範明)より設計施工を寄付という形で受けることで、工学部11号館の「講堂」及び「ラウンジ」をリノベーションし、新しくホールを開設する運びとなりました。

ホールは名称を「HASEKO-KUMA HALL」とし、2020年1月に開設することを決定いたしました。ホールの設計は、2020年東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の設計を手掛ける、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻の隈研吾教授と、長谷工コーポレーションが行います。長谷工コーポレーションは、2007年から「長谷工住まいのデザインコンペティション」を実施し、優秀な学生を表彰する活動を行っており、建築を志す若手の人材育成に力を注いでいます。なお、隈研吾教授は、同コンペティションの審査委員長を初回から務めています。

国連は、2030年までに解決する国際目標として、「持続可能な開発目標(SDGs)」を掲げています。17のゴールに盛り込まれた貧困や飢餓といった問題から、働きがいや経済成長、気候変動に至るまで、21世紀の世界が抱える課題は、いずれも工学と深く関連するものです。複雑化した社会課題を解決し、未来を切り拓き、世界を牽引していく「知のプロフェッショナル」が、この新しい交流の場から羽ばたくことを期待しています。また、本ホールが東京大学の最先端の学術研究・教育活動を広く国内外に発信し、国際社会との連携を密に図るシンボリックな場となることを目指してまいります。

プレスリリース本文:PDFファイル 

長谷工コーポレーション:https://www.haseko.co.jp/hc/