プレスリリース

中小企業のSDGs経営推進プラットフォーム始動!

 

この度、国立大学法人東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 大澤・早矢仕研究室、一般財団法人大阪デザインセンター(ODC)および一般社団法人SDGsオープンイノベーションプラットフォーム(OIP)は、それぞれが有する資源を活用し、オープンイノベーションに貢献するプラットフォーム活動に連携して取り組むことを合意し、2022年3月3日に「中小企業のSDGs経営を推進するプラットフォームの実用化に向けた連携協定」を締結いたしました。

3者が相互に連携・協力して活動を展開することにより、SDGsビジネスをわが国で創出し、もって中小企業の業績の向上とSDGs経営の進展と定着を目指してまいります。

 

1.連携の概要
(1) 中小企業が有する強みを、経営者の想い、技術、感性の3つの観点から見える化
(2) 東京大学大澤教授の「チャンス発見学」をベースに、ODC、OIPのブレーン(中小企業診断士、弁理士、デザイナー等)によるファシリテーション
(3) プラットフォームから創出されたSDGsビジネスのハンズオン支援
(4) 「チャンス発見学」を組み込んだオープンイノベーション・ツールの実装と改善

 

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2.3者の概要・強み
(1) 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 大澤・早矢仕研究室
親和性の高い経営者同士による「チャンス発見学を使ったワークショップ」を提供します。チャンス発見学は、東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 大澤幸生教授が考案したイノベーション創出手法です。ヒアリングやアンケート情報から大量のテキストデータを解析することにより、要素を抽出し、各テキストのつながりの強さを可視化します。それをもとに異業種のメンバーと一緒にビジネスチャンスを発見していきます。

(2) 一般財団法人 大阪デザインセンター
1960年10月創立の日本で最初に生まれたデザインセンターです。デザイン思考によるソリューションを提供できる層の厚いデザイナー集団により、企業課題・社会課題をデザインによって解決し、時代が求める価値を創出していきます。

(3) 一般社団法人SDGsオープンイノベーションプラットフォーム
専門家が、経営者の想いの「言語化プロセス」を通して、経営者のビジョン、真に手がけたいテーマを見える化します。また、匠の技や製品の魅力を「最先端の分析・解析手法」により強みを見える化します。

これら3者がそれぞれの強みをもちより、「経営者の想いを可視化」、「強みの数値化」を行い、「デザイン思考」によりイノベーションを共創していきます。

 

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