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【研究科長の近況】自然に学ぶ みんなの学校2025 開催

作成者: Public Relations Office|Aug 20, 2025 10:00:00 AM

小中学生向けの自然体験イベント「自然に学ぶ みんなの学校2025」が開催され、加藤 泰浩研究科長が校長として参加しました。

 

本イベントは、ヒューリック株式会社と工学系研究科が設立した社会連携講座「真にインクルーシブな自然体験学習システムの創成」の一環として実施されたものです。環境や境遇に関わらずすべての子ども達が自然体験活動に参加できる新たな学習環境づくりに向けた取り組みの実証イベントであり、今年で3年目の開催となります。

 

202587日~9日に福島県南会津郡南会津町のさいたま市立舘岩少年自然の家において、小学5年生~中学3年生の児童生徒を対象とした合宿形式のイベント「自然に学ぶ みんなの学校2025 in 南会津」を開催しました。現地では、日本全国から集まった64名の児童生徒が、学生ボランティアと一緒に鉱物観察や昆虫採集、星空観察などの自然体験活動に参加しました。一部雨が降る時間帯もあった中で、多くの参加者が目を輝かせながら活動に取り組んでいました。東大教員によるレクチャーも行われ、工学部からは加藤研究科長のほか、航空宇宙工学専攻の中須賀 真一教授やシステム創成学専攻の宮本 英昭教授が登壇しました。活動の様子はオンラインで配信され、自宅が開催地から離れていたり医療ケアを受けているなどの理由から現地参加が困難であった児童生徒を含めた約50名が参加しました。オンライン上では、講師に質問したりチャットを用いて感想を言い合うなど活発なやり取りが行われ、「リアルに自然を感じられた」という声も多く上がっていました。

活動の様子について、828()の読売新聞夕刊および読売新聞オンラインに取り上げられました。オンラインの記事はこちらからご覧いただけます。

 

 

 

 

 

 

また、819日・20日には本郷キャンパスにおいて、小学14年生の児童を対象とした各回約3時間のイベント「自然に学ぶ みんなの学校2025 in 東大」を開催しました。児童115 (4回の合計) とその保護者が参加し、鉱物資源フロンティアミュージアム「ミネラフロント」の見学をしたほか、光る鉱物の観察、火山の噴火を模した実験を行いました。参加した児童は、実験の様子に歓声を上げたり、鉱物や昆虫の標本について先生やボランティア学生に積極的に質問したりと、楽しい夏の思い出を作ることが出来たようです。

 

 

 

 

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