東京大学オープンキャンパス2019 模擬講義
東京大学オープンキャンパス2019 模擬講義
2019年度スローガン「来て、見て、感じて、工学の最先端」
◆模擬講義スケジュール
ナノサイズの空間を化学する 植村 卓史先生(応用化学科)
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開催時間:10:00〜10:45 開催場所が変更になりました。
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受付場所:工学部 2号館 212講義室前
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開催場所:工学部 2号館 212、211講義室
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定員:212:182名、211:90名
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内容:ナノサイズ(1mmの100万分の1)の空間に閉じ込められた物質は常識では考えられない振舞いを示します。このようなナノ空間を活用することで、環境やエネルギー分野に貢献し、我々の生活を豊かにする新しい物質群の開発が可能になります。
工学とは何か I 古澤 明先生(副研究科長・物理工学科)加藤 隆史先生(化学生命工学科)岡田 慧先生(機械情報工学科)
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開催時間:10:00〜10:45
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受付場所:工学部 2号館 213講義室前
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開催場所:工学部 2号館 213講義室
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定員:340名
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内容:高校までの授業がどのようにそれぞれの学術分野につながるのか、それぞれの分野では社会に貢献するどのような研究がおこなわれているのかをわかりやすく紹介します。
工学総論、化学、有機、バイオ、細胞、機械、液体、設計、乗り物
最先端の工学技術が導く「医療革命」 安楽 泰孝先生(バイオエンジニアリング専攻)
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開催時間:11:00-11:45 開催場所が変更になりました。
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受付場所:工学部 2号館 212講義室前
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開催場所:工学部 2号館 212、211講義室
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定員:212:182名、211:90名
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内容:いつでも・どこでも・誰でも、心理的・身体的・経済的負担なく、社会的負荷の大きい疾患から解放されていくことで、自律的に健康になっていく社会(スマートライフケア社会)実現に向けた取り組みを紹介する。 特にアルツハイマー病に代表される脳神経系疾患は有病率が高い一方で、効率的な治療アプローチが見出されていない。そこで我々が最近開発した脳神経系疾患の革新的治療技術開発について紹介する。
工学とは何か II 渡辺 紀徳先生(航空宇宙工学科)鶴岡 慶雅先生(電子情報工学科)権藤 智之先生(建築学科)
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開催時間:11:00〜11:45
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受付場所:工学部 2号館 213講義室前
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開催場所:工学部 2号館 213講義室
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定員:340名
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内容:高校までの授業がどのようにそれぞれの学術分野につながるのか、それぞれの分野では社会に貢献するどのような研究がおこなわれているのかをわかりやすく紹介します。
物性、電子、ナノ・マイクロ、分子、建築、都市、社会システム、経営、数理、情報、知能、ロボット
未来の情報社会を支える最先端半導体デバイス 竹中 充先生(電気電子工学科)
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開催時間:13:00-13:45
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受付場所:工学部 2号館 211講義室前
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開催場所:工学部 2号館 211講義室
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定員:90名
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内容:人工知能の急激な発展など今日の情報社会を支えているの半導体デバイスの一種であるトランジスであり、驚愕のテクノロジーの結晶といえるものです。この講義では、トランジスタの驚異的な発展の歴史やその展望について解説します。
近似計算の数理 --- 数値積分法を例に 田中 健一郎先生(計数工学科)
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開催時間:13:00-13:45
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受付場所:工学部 2号館 212講義室前
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開催場所:工学部 2号館 212講義室
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定員:182名
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内容:工学の様々な場面では、数式で表現された値を数値として求める必要がある。本講義では積分を例にとる。高校で習うとおり積分はリーマン和の極限なので、近似計算をするには「短冊の面積の和」を計算するしかないと思うかもしれない。しかし実は、より高精度な計算を実現する手法と、それらの解析学的基礎を与える奥深い数理が豊富にある。本講義ではその一旦を紹介する。
AIとi-Constructionが切り拓くインフラ構造物の未来 全 邦釘先生(社会基盤学科)
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開催時間:13:00-13:45
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受付場所:工学部 2号館 213講義室前
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開催場所:工学部 2号館 213講義室
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定員:340名
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内容:橋梁やトンネルに代表されるインフラ構造物は、社会を円滑に機能、拡張させるために必須である。近年、インフラ構造物の建設および維持管理にAI技術が活用されはじめており、大きな成果をあげつつある。本講義では、AI技術を活用した自動建設(i-Construction)や維持管理について、その現状についてまず説明し、さらに未来像まで示すこととする。
量子の世界から見た物質の科学 賀川 史敬先生(物理工学科)
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開催時間:14:00-14:45
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受付場所:工学部 2号館 211講義室前
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開催場所:工学部 2号館 211講義室
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定員:90名
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内容:物質の性質は実に個性豊かであり、電気を流すもの/流さないもの、磁石につくもの/つかないもの、電気を流す際に発熱というエネルギーロスを伴わない超伝導体、そして今日でも新しい性質が続々と見出されており、その枚挙には暇がない。このような多様性の源は実は物質中の電子にあり、講義では物質中に拡がる、日常的な感覚からは決して理解できない量子力学の摩訶不思議な世界を眺望する。
物理と数学とビッグデータで社会・経済システムの何が分かるか? 島田 尚先生(システム創成学専攻)
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開催時間:14:00-14:45
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受付場所:工学部 2号館 212講義室前
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開催場所:工学部 2号館 212講義室
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定員:182名
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内容:原子・分子の世界から日常の大きさの世界を理解する学問として発展してきた物理学や数学の分野が、近年では経済や社会など物に限らない幅広い現象にその対象を広げています。
本模擬講義では、複雑ネットワークに代表される理論の進展とビッグデータや AI の普及と共に急速に発展しているこの研究分野について最近の話題を中心に紹介します。
スーパーコンピュータによる人体のシミュレーション 高木 周先生(機械工学科)
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開催時間:14:00-14:45
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受付場所:工学部 2号館 213講義室前
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開催場所:工学部 2号館 213講義室
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定員:340名
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内容:コンピュータシミュレーションを利用した次世代医療技術と関連して、スーパーコンピュータ「京」を用いて開発を進めてきた医療支援用人体シミュレータについて紹介する。特に、超音波を利用した新しい診断・治療技術や血流の解析などについて説明する。