プレスリリース

2015.10.08

可視光を利用して巨大な電圧を発生する強誘電体デバイスを開発 ―1000ボルトを超える巨大電圧の発生に向けて―:応用化学専攻 宮山勝教授 等

東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻の野口祐二准教授、井上亮太郎特任研究員(研究当時)、宮山勝教授らの研究グループは、可視光の照射により23ボルトの高電圧を発生する強誘電体デバイスの開発に成功した。強誘電体がもつ厚さ数ナノメートルの分極界面が、高電圧を発生する光電変換場であることを証明し、さらなる構造の制御により、原理的には1000ボルトを超える巨大な電圧が得られる可能性があることを明らかにした。本研究で得られた分極界面制御による光電変換機能の増強は、酸化亜鉛や窒化ガリウムなど、他の分極性材料へも展開できるだけでなく、従来の半導体太陽電池との融合により、発電効率の向上も期待される画期的な研究成果である。今後、太陽光を利用して高電圧を発生する光電変換デバイス研究の推進に拍車がかかることが期待される。

 

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