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工学部/工学系研究科 プレスリリース

対称性に基づいた超伝導体のトポロジーの判定法の確立 ―トポロジカル超伝導体の候補物質探索における指針として期待―:物理工学専攻 小野 清志郎(D1)、渡邉 悠樹准教授ら

 

電気抵抗がゼロになるという著しい性質を示す「超伝導体」はMRIなど既に実生活のさまざまな場面で実用化されています。その中でも「トポロジカル超伝導体」と呼ばれる種類のものは表面にマヨラナ粒子が現れることが知られており、その量子コンピューターへの応用可能性から世界中で注目され活発な研究が行われています。しかし、「トポロジカル超伝導体」の性質を示す現実の物質の候補は極めて少数に限られているのが現状です。
東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の小野大学院生と渡邉准教授は、米国・マサチューセッツ工科大学のPo研究員との国際共同研究で、トポロジカル超伝導体の新候補物質の探索に役立つ包括的な理論を提案しました。この提案をもとに実際にトポロジカル超伝導体の新しい候補物質が見つかれば、今後のトポロジカル量子コンピューターの開発に結びつくことが期待されます。
本研究成果は米国科学誌Science Advances誌(オンライン版)に5月1日掲載されました。
本研究成果は、科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業 さきがけ 研究領域「トポロジカル材料科学と革新的機能創出」(研究総括:村上 修一)研究課題「対称性の表現に基づくトポロジカル材料の探索(研究者:渡邉 悠樹)」(No. JPMJPR18LA)の支援を受けて行われました。

 

 

プレスリリース本文:PDFファイル

Science Advances:https://advances.sciencemag.org/content/6/18/eaaz8367.full

日本経済新聞:https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP533466_Y0A420C2000000/