2025年7月31日、原子力国際専攻 酒井研究室 李 博恩さん(D1)が日本保全学会 第21回学術講演会において優秀賞を受賞されました。
日本保全学会 第21回学術講演会 優秀賞
日本保全学会 第21回学術講演会において、優れた口頭発表とポスター発表を行った若手研究者に授与されるものです。
受賞された研究・活動について
発表/ポスターのタイトル: Analysis of debris bed formation process based on CGDEM - CFD model
講演概要:
炉心崩壊事故では、溶融炉心の一部が冷却材中にジェット状に噴出され、堆積層が形成されます。この堆積層の形状は系内の温度分布に大きな影響を与えます。堆積層形成過程を詳細に解析するために、離散要素法(DEM)と計算流体力学(CFD)を用いてシステムを模擬しました。数値モデルの効率性と柔軟性を確保するために、DEM粗視化モデル(coarse-grained model)およびリファインドグリッドモデル(refined grid model)を適用しました。
今後の抱負・感想
このたび、「優秀賞」を受賞できましたことを、大変光栄に存じます。本研究および本成果にご指導・ご貢献を賜りました酒井研究室の皆様、特に酒井 幹夫教授、今谷 俊貴特任研究員、今井 宏樹特任研究員に心より感謝申し上げます。
日本保全学会 第21回学術講演会 優秀賞:https://am21.jsm-conference.com/8693.html