2025年5月22日、原子力国際専攻 酒井研究室 李 碩 助教が第1回アシザワ粉体工学未来賞を受賞されました。
第1回アシザワ粉体工学未来賞
粉体プロセスに関する優れた研究を行い、将来的に粉体工学会分野での活躍・発展に貢献することが期待される若手研究者に授与される賞です。
受賞された研究内容・活動について
タイトル:次世代粉体プロセスのためのデジタルツインにおけるサロゲートモデリングフレームワークの開発
講演概要:次世代の粉体産業において、デジタルツインの構築は極めて重要な課題とされています。粉体プロセスにおけるデジタルツインの実現に向けては、サロゲートモデリングが主要な手法として注目されています。しかしながら、粉体システムに対するサロゲートモデルの基礎的理解は依然として不十分であり、体系的な科学的検討も限られています。こうした課題に対応するため、新たにマルチスケールなサロゲートモデリングフレームワークが開発されました。
今後の抱負・感想
アシザワ粉体工学未来賞の受賞に際して、選考に携わった全ての方に感謝申し上げます。日頃から、私をご指導・ご支援してくだる酒井 幹夫 教授、酒井研究室のすべてのメンバーに御礼申し上げます。私は今後も研究に専念し続けます。
一般社団法人粉体工学会 アシザワ粉体工学未来賞:https://www.sptj.jp/award/ashizawa/