化学システム工学専攻 高鍋 和広教授が日本化学会学術賞を受賞され、2025年3月27日に表彰式が執り行われました。
右:日本化学会学術賞・高鍋 和広教授(化学システム工学専攻)
日本化学会学術賞
日本化学会が授与する権威ある学術賞の一つで、化学分野において優れた研究業績を上げた研究者に与えられます。
受賞された研究内容・活動について
受賞題目「熱・電極・光触媒の統合学理で拓くグリーン触媒プロセスの開発」
この研究は、従来の固体触媒技術を超え、熱触媒・電極触媒・光触媒の3つの異なる触媒プロセスを統合することで、持続可能な化学プロセスを実現することを目指します。これにより、低エネルギーで高効率な化学変換を可能にし、カーボンニュートラルやグリーン化学の推進に寄与します。
今後の抱負・感想
この度はこのような素晴らしい賞をいただき大変光栄です。これまで研究してきたことが間違ってなかった、認められたと、大変うれしく思います。今後ますますGXプロセスの確立に貢献できるように、精力的に努めて参る所存です。
日本化学会 第42回学術賞:https://www.chemistry.or.jp/news/information/2024-21.html